まずはApple Watch Series 3とSeries 9の主要な性能の違いです。
特徴 | Apple Watch Series 3 | Apple Watch Series 9 |
---|---|---|
ディスプレイ | Retinaディスプレイ | 常時表示Retinaディスプレイ |
サイズ | 38mm, 42mm | 41mm, 45mm |
プロセッサ | S3チップ | S9チップ |
バッテリー持続時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
センサー | 心拍センサー | 心拍センサー、心電図、血中酸素濃度センサー |
防水性能 | 50m防水 | 50m防水 |
接続機能 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.3 |
販売日 | 2018年9月13日 | 2023年9月22日 |
1週間使ってみてわかったこと
常にオンが便利
Apple Watch Series 9の常時表示機能は非常に便利です。Apple Watch Series 9の「常にオン」は、Series 3にはなかった機能です。この機能により、手首を下ろしている状態でもディスプレイが暗くならず、時間や通知などの情報を常に確認することができます。Series 3では、時間を確認するために手首を上げたり、画面をタップする必要がありましたが、Series 9ではその必要がありません。斜めからでもディスプレイが見やすくなり、まさに「腕時計」としての使い勝手が格段に向上しています。たとえば、会議中や手を使えない状況でも、さりげなく時間を確認できるので非常に便利です。この「常にオン」機能のおかげで、時計としての基本機能が向上しました。この機能のために買い替えたといっても過言ではありません。
画面が大きくなって見やすい
Apple Watch Series 9では、画面サイズが42mmから45mmに拡大され、これが思った以上に便利です。たった3mmの差と思うかもしれませんが、実際に使ってみるとその違いは明らかです。まず、表示される情報が増えたことで、通知やメッセージ、アプリの内容がより見やすくなりました。
特に、文字盤のカスタマイズや複数のコンプリケーションを配置する際、大きな画面のおかげで視認性が向上し、必要な情報が一目で確認できます。また、タップ操作もしやすくなり、誤操作が減ったことでストレスフリーな操作感を実感できます。
さらに、地図アプリを使っている時や、ワークアウトのデータを確認する際も、大きな画面だと細かな情報が見やすく、作業がスムーズに進みます。画面が大きいことで、デザイン面でも見た目がスタイリッシュに見えるので、Series 9を選んで良かったと感じています。
この45mmのサイズは、操作性と見た目のバランスが良く、Apple Watchをより快適に使える大きなポイントです。もしどちらのサイズにするか迷っているなら、ぜひ大きな方を選んでみることをおすすめします。
通話がスムーズ
Apple Watch Series 9は、通話機能が大幅に改善されており、Series 3と比べて非常にスムーズに通話ができるようになりました。内蔵マイクとスピーカーの性能が向上したことで、相手の声がよりクリアに聞こえ、こちらの声もはっきりと伝わります。これにより、スマートフォンを取り出すことなく、手元で快適に通話ができるのが大きな利点です。
たとえば、買い物中に両手がふさがっている時でも、Apple Watchでの通話はとても便利です。また、周囲のノイズを低減する技術が搭載されているため、騒がしい場所でも通話の品質が保たれます。急な電話にも手軽に対応でき、仕事やプライベートでのコミュニケーションがより効率的になります。
ダブルタップが便利
Apple Watch Series 9の新機能である「ダブルタップ」は、日常の操作をより簡単にしてくれます。例えば、電話の応答や通話の終了、アラームの停止、メッセージの返信など、片手でできる操作が可能です。手首をひねったり、もう片方の手で触れる必要がなく、指2本でタップするだけで様々な操作ができるので、忙しい時や手がふさがっている時にとても便利です。
アプリがスムーズ
Apple Watch Series 9では、S9チップが搭載されており、アプリの動作が非常にスムーズになっています。Series 3と比較すると、アプリの起動時間が短縮され、操作時のレスポンスも格段に向上しています。
たとえば、天気予報やカレンダー、ワークアウトのアプリを開くときも、すぐに情報が表示され、ストレスなく使うことができます。また、複数のアプリを切り替える際にも、ラグが少なく、快適に利用可能です。
特に、健康管理やフィットネス関連のアプリを多用する場合、操作がスムーズだと日常的に活用しやすくなります。これにより、Apple Watch Series 9は、単なる腕時計としてだけでなく、日々の生活をサポートする強力なツールとして活躍してくれます。
Appleウォレットが便利
Apple Watch Series 9のAppleウォレット機能は、日常生活を一段と便利にしてくれます。これにより、iPhoneを取り出さずに支払いができるだけでなく、飛行機のチケットや会員証なども手元で管理できるのが大きな魅力です。
お店での支払い時に、カバンから財布やスマホを取り出す必要がなく、Apple Watchをかざすだけで決済が完了します。これが本当にスムーズで、レジでのやり取りが短時間で済むため、ストレスフリーです。
さらに、飛行機に搭乗する際も、チケットをAppleウォレットに保存しておけば、搭乗口で腕元をかざすだけでチェックインできます。特に、荷物が多い時や手がふさがっている時に、この機能が非常に役立ちます。
Series 9では「常にオン」ディスプレイの恩恵もあり、ウォレット画面がいつでもすぐに表示されるため、さらに便利さが増しています。これにより、支払いから旅行まで、Appleウォレットが日常の様々な場面で活躍してくれること間違いなしです。Series 3のときは順番待ちのときにスリープしないように画面を連打していましたが、その必要がなくなりました。
心電図機能
Apple Watch Series 9には、心電図(ECG)を測定できる機能が搭載されています。この機能は、心臓の健康状態を把握するのに役立ちます。
特に、心房細動(AFib)などの異常な心拍リズムを検出することができるため、健康管理に敏感な方には非常に有用です。使用方法も簡単で、Apple Watchのデジタルクラウンに指を置くだけで約30秒間で心電図を記録してくれます。このデータは、iPhoneのヘルスケアアプリに保存され、必要に応じて医師と共有することもできます。
血中酸素濃度
Apple Watch Series 9には「血中酸素濃度を測定」できる機能が搭載されています。この機能は、健康状態をチェックするのに非常に役立ちます。血中酸素濃度は、体内にどれだけの酸素が供給されているかを示す重要な指標で、通常、95%から100%が理想的とされています。
この機能を使うことで、日常生活の中で自分の健康状態を簡単にモニタリングすることができます。たとえば、運動中や高地にいる時、または疲れを感じる時など、血中酸素濃度を測定しておくと、体調管理に役立ちます。
実際に測定してみると、私はたまに血中酸素濃度が91%になることがありました。「大丈夫?」と心配になりましたが、すぐに深呼吸をしてもう一度測定したり、休息をとったりすることで、健康状態を把握することができました。Apple Watchがあることで、普段は気づかない体のサインに気づけるのが非常に便利です。
このように、血中酸素濃度を日常的にチェックできる機能があることで、健康管理に一層の安心感が生まれます。Apple Watch Series 9は、ただのスマートウォッチではなく、健康維持のパートナーとしても大いに役立っています。
Apple Watch Series 9への買い替えは、日常生活をより快適にする多くの新機能と改善点があり、大変満足しています。特に常時表示ディスプレイと大きな画面が、利便性を大きく向上させました。
Apple Watch Series 9本当におススメです。
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